当山は昔、現在の美作市古町の八幡に在り、八幡山圓明寺と称していました。慶応三年(一八六七)七月二十四日、火災に遭い、堂宇はもとより、本尊、寺宝、什器の大部分を焼失。明治十三年(一八八〇)、当時の住職庵智照上人により、現在の地に移転しました。
現在の地には、華山院入覺法皇が創立した、佛頂山慈眼寺が在りました。兵火により焼失し、元禄十四年(一七〇一)生駒の宝山寺より来られた深龍大和尚により、佛頂山光明庵を建立されました。
明治十三年に慈眼寺と圓明寺を合併し、慈眼寺の堂宇をそのまま使用し、山号は慈眼寺の佛頂山、寺号は圓明寺をとり、佛頂山圓明寺と改称しました。これが現在の寺です。
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第八十七番
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佛頂山
蓮花定院
圓明寺
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