当山は弘仁七年(八一六)、弘法大師がこの山を訪れ修業された時、深く求法の聖地と悟られ、本尊聖観世音菩薩、不動明王、毘沙門天の三尊、並びに仁王の像を彫刻し、伽藍を創建されました。しかし戦国乱世の頃、仏閣は悉く兵火によって炎上しましたが、その中で本尊は泥中に入り、焼失を免れたと伝えられております。
寺宝である「雨乞いの龍」は、各地で干ばつ時の雨乞いの祈祷に使われてきました。昔話に、あまりに雨が降って田畑が流されてしまった時に、村人達はお寺の龍が暴れているのだと言って、龍の目に釘を打ったところ雨が止んだといわれています。
山門の仁王門は天和元年(一六八一)建立、木造の二層造りで、二階には銅鐘を吊し、入口左右には一対の金剛力士像を安置しています。
「花の山寺」として四季折々の花々を楽しむことができます。
更新情報
第二十八番
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笠場山
福聚院
普門寺
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基本データ
第二十八番
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笠場山
福聚院
普門寺
本尊 |
聖観世音菩薩 おん あろりきゃ そわか |
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御詠歌 | さしてゆく かさばの山を たのめただ いのちの雨に もれぬちかいを |
見所 | 春 石楠花 (四月下旬〜五月上旬) 初夏 紫陽花(六月中旬) 夏 ゆうすげ(七月中旬) 秋 四季桜と紅葉(十一月) |
年中行事 |
二月第二日曜日 節分会柴燈護摩供 四月八日 花まつり 七月二十一日 大師講 八月十七日 観音様炉ともし祭り 十二月大晦日 除夜会 |
寺宝 |
・雨乞いの龍(木造彫刻) ・山門(市指定文化財) |
納経朱印の場所 | 客殿中央部柱に表示 その戸を開けた所 |
本所在地 |
〒719-3132
真庭市田原山上2127 TEL:(0867)52-0739 FAX:(0867)52-4733 大型バスは313号線から66号線へ。 または370号線から太田神社経由で。 |