当山は、天平四年(七三二)行基菩薩の開創と伝えられています。元は同じ宇野地区の寺内地内にあって「寺内山法憧寺」と号していました。
しかし、度重なる火災に遭ったため、享保三年(一七一八)第二十五世宥寶上人の代に、現在の地に新たに堂宇を建立し、寺号を「新御堂山極楽寺」としました。その後、いずれの時にか山号を「無量山」と改め、現在に至っています。
本尊の阿弥陀如来像は、文政十二年(一八二九)に平安城真浄和上を開眼導師とし、妙法院宮御内花房兵部を供養檀主として再興奉献された木造仏です。
また、境内にはカヤの巨木があり、樹高は約二十八メートル、推定樹齢は三八〇年以上といわれており、堂宇建立の際には、既に大木としてそびえていたと伝わっています
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第八十三番
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無量山
極楽寺
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