高野山真言宗

第十七番  /  寶壽山 浄光院 觀音寺 ( かんのんじ )

当山は、高貴山相傅寺第九世圓教僧都が、寛仁四年(一〇二〇)に、隠居寺として岡之坊遍照院を建立したのが始まりです。
文安元年(一四四四)、兵火のため相傅寺焼失の際に、本尊であった六観音のうち、焼失を免れた十一面観世音菩薩を遷(うつ)して、法雲山観音寺と寺号を改めました。初代は宥快僧正です。
庚正二年(一四五六)八月十九日、第三世密厳上人が遷化した夜に失火により焼失しました。当時は、戦国時代でなかなか再建できずに廃寺となろうとしていたのを、明応九年(一五〇〇)に地頭職であった浦上左馬之助行重が、京都より俊玄増正を招き再建立しました。
その後も、再三にわたって兵火や失火により焼失しましたが、嘉永六年(一八五三)に、中興第一世戒光法師が再建し、山号を寶壽山と改めました。
再建立の年が、庚申の年に縁あるをもって、庚申(青面金剛)を勧請して鎮守としています。
平成十六年、現在の本堂と檀徒会館を建立し、平成十九年に五大明王堂の新建立、鎮守堂の移転や境内整備を行い、今日に至っています。

行事予定

第十七番
 / 寶壽山 浄光院 觀音寺

  2025年 11月  

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基本データ

第十七番
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本尊 十一面観世音菩薩
おん まか きゃろにきゃ そわか
御詠歌 みめぐみの 寳壽山(たからやま)なす 観音寺(かんのんじ) 利益(りやく)は永久(とわ)に かわらざらまし
毎月行事 十八日   観音会
二十一日  月並御影供
二十四日  水子地蔵尊縁日
二十八日  五大明王護摩供
年中行事 正月三ヶ日   修正会
二月三日    星祭節分会
四月二十一日  正御影供法会
八月十六日   施餓鬼法会
十二月大晦日  除夜の鐘
納経朱印の場所 本堂正面賽銭箱の下
本所在地
〒708-1507
久米郡美咲町百々1049
TEL:(0868)64-0223
FAX:(0868)64-0223
バスは観音寺Pへ。Pより約100m。乗用車は寺の前へ3~4台駐車可。