高野山真言宗

第七十番  /  梅本山 観音寺 ( かんのんじ )

弘仁十三年(八二三年)、山岳権現信仰の発達していた時代、藤原雄友の創建で、この地の泉山山中に井水権現を本尊として神仏混合の社殿を建立し、当観音寺はその宿坊の役目をしていました。
後に勢力分離の国策のため、泉山に泉嵓(いづみいわ)神社として残し、観音寺は今のこの地に移転されました。その後は西屋城の戦でこの地に没した多くの兵士の菩提を弔うために、慶長五年(一六〇〇)に頼照上人が中興となって再建されました。
山合に梅本山とあるのは、菅原一族の一部がこの地に土着して、道真公を奉祠したのを契機に、梅本山と号したのだと思われます。
持佛堂に阿弥陀如来と秘佛の訶利帝母尊(鬼子母神)をお奉りしていますので、子育てのお寺として信仰されています。

行事予定

第七十番
 / 梅本山 観音寺

  2031年 6月  

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更新情報

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 / 梅本山 観音寺

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基本データ

第七十番
 / 梅本山 観音寺

本尊 十一面観世音菩薩
おん まか きゃろにきゃ そわか
御詠歌 いづみいわ まもりていまも りやくたれ うめもとざんに 南無観世音
年中行事 一月八日    年始会法要
八月二十日   施餓鬼会
毎月二十一日  大師講と塔婆供養会
納経朱印の場所 本堂横玄関小窓
本所在地
〒708-0424
苫田郡鏡野町杉670-3
TEL:(0868)52-2441
FAX:(0868)52-2744