高野山真言宗

第七十五番  /  美作国府跡 龍起山 国府台寺 ( こうだいじ )

当山は、おおよそ七百年ほど前、現在地より三百メートルほど北西、美作国総社字寺山に正観音を祀り正観寺と号しておりました。
後、何らかの理由により、現在地美作国府跡に移築し、国府台寺と改名し現在に至っております。
現在地は、津山市教育委員会の調査により、美作国府の中心地と推定されています。

行事予定

第七十五番
 / 美作国府跡 龍起山 国府台寺

  2018年 8月  

12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031
投稿が見つかりませんでした。

更新情報

第七十五番
 / 美作国府跡 龍起山 国府台寺

更新情報はありません。

基本データ

第七十五番
 / 美作国府跡 龍起山 国府台寺

本尊 正観世音菩薩
おん あろりきゃ そわか
御詠歌 尊(たっと)しや 遥(はる)か国府(こくふ)に座(ざ)しおわし 諸人(もろびと)懐(いだ)く慈悲(じひ)の御姿(みすがた) 南無観世音(なむかんぜおん) 南無観世音(なむかんぜおん)
美作国府跡 古代の吉備国は、大化の改新後に備前、備中、備後の三国に分割されましたが、さらに奈良時代に入って和銅六年 (七一三)に、備前国北部から英多(あいた)、勝田(かつまた)、苫田、久米、大庭(おおむは)、真嶋(ましま)の六郡を割(さ)いて美作国として分国しました。 
美作国府の研究は、明治の歴史家矢吹正則を以て始まりとしました。矢吹は美作国庁が当寺近辺に在ったと推定しました。このあたりの地名「幸畑(こうはた)」が音で「国府」に通じること、平坦でいくぶん高台になっていること、古瓦が出土していることをその証左であるとしました。
国府台寺の境内に「美作国府跡碑」があり、この矢吹の説を碑文にしてあります。
納経朱印の場所 第七十八番愛染寺
本所在地
〒708-0007
津山市総社39
TEL:(0868)22-3059