当山は、おおよそ七百年ほど前、現在地より三百メートルほど北西、美作国総社字寺山に正観音を祀り正観寺と号しておりました。
後、何らかの理由により、現在地美作国府跡に移築し、国府台寺と改名し現在に至っております。
現在地は、津山市教育委員会の調査により、美作国府の中心地と推定されています。
更新情報
第七十五番
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美作国府跡 龍起山
国府台寺
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基本データ
第七十五番
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美作国府跡 龍起山
国府台寺
本尊 |
正観世音菩薩 おん あろりきゃ そわか |
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御詠歌 |
尊(たっと)しや 遥(はる)か国府(こくふ)に座(ざ)しおわし 諸人(もろびと)懐(いだ)く慈悲(じひ)の御姿(みすがた) 南無観世音(なむかんぜおん) 南無観世音(なむかんぜおん) |
美作国府跡 | 古代の吉備国は、大化の改新後に備前、備中、備後の三国に分割されましたが、さらに奈良時代に入って和銅六年 (七一三)に、備前国北部から英多(あいた)、勝田(かつまた)、苫田、久米、大庭(おおむは)、真嶋(ましま)の六郡を割(さ)いて美作国として分国しました。 美作国府の研究は、明治の歴史家矢吹正則を以て始まりとしました。矢吹は美作国庁が当寺近辺に在ったと推定しました。このあたりの地名「幸畑(こうはた)」が音で「国府」に通じること、平坦でいくぶん高台になっていること、古瓦が出土していることをその証左であるとしました。 国府台寺の境内に「美作国府跡碑」があり、この矢吹の説を碑文にしてあります。 |
納経朱印の場所 | 第七十八番愛染寺 |
本所在地 |
〒708-0007
津山市総社39 TEL:(0868)22-3059 |