当山は国主森忠政公が津山城竣工を目前に控え、城下の町造りも着々と進捗中であった慶長十九年(一六一四)、豪商蔵合氏の発願により、院庄清眼寺におられた秀照上人が、津山の現在地に移り開基されました。
その後しばらくは、同じく清眼寺と号していましたが、延宝二年(一六七四)に極楽山の山号だけを残して「光厳寺」と改め、現在に至っています。
光厳寺という寺名の由来は定かではありませんが、寛永十九年(一六四二)の光厳寺三世上人秀慶法印の書かれた縁起には 『津山市船頭町田原屋六兵衛なる者、ある夜、牛窓沖を航行中、海底より光り輝くものを見つけ、早速船に引き上げたところ、それは五尺有余の木像の不動尊であったという」とあります。
この不動尊は、六兵衛が当時檀徒という因縁により、御本尊不動明王として納められ今日に至りますが、信心深い六兵衛に不動明王が海中より浮かんでこられたのであろうと訳されています。
この寺伝にあるように「光厳寺」という寺号は、不動明王の海底まぶしく輝く光に由来するものかもしれません。
更新情報
第八十番
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極楽山
光厳寺
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基本データ
第八十番
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極楽山
光厳寺
本尊 |
不動明王 のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ まーかろしゃだ そわたやうんたらた かんまん |
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御詠歌 | かみとなり ほとけとなりて みずのなか かえんのなかに たつもよのため なむ ふどうそん なむ ふどうそん |
不動護摩祈願修法 (毎月二十八日午前十時より) |
本尊不動明王様を主尊として息災護摩を厳修します。厄除開運、所願成就、交通安全などを祈ります。子宝不動としても霊験あらたかです。どなたでもお参りできます。 |
納経朱印の場所 | 庫裡の玄関 |
本所在地 |
〒708-0045
津山市西寺町43 TEL:(0868)22-5435 FAX:(0868)22-5435 お寺の前は、西向きの一方通行。南新座交差点から西向きに進入するとわかりやすい。 |