当山は養老三年(七一九)の開基、本尊の大日如来像は行基菩薩の作と伝えられます。眉間の白毫より恵日の光明が虚空に遍く満ちゆくのを見て、恵日山と号します。
天文二十二年(一五五三)十月二十六日、飛び火の災により消失。永禄二年(一五五九)三月二十一日、中興光阿上人により再興されました。
また慶長九年(一六〇四)、美作国主・森忠政公より、松平公、明治に至るまでの間、毎年寺領二十石を賜る祈願所でもありました。
現在も毎月二十八日をご縁日として、息災延命と福寿無量をご祈願致しております。また子安大師の由緒ある尊像を安置し、子育ての祈願所としても親しまれております。
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第六十三番
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恵日山
興隆寺
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基本データ
第六十三番
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恵日山
興隆寺
本尊 |
五智大日如来 おん あびらうんけん ばざら だとばん |
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御詠歌 | 天地(あめつち)の 恵(めぐみ)も深し み佛(ほとけ)の 五智大日(ごちだいにち)の 光りあまねく |
年中行事 |
一月一〜三日 修正会 二月十一日 涅槃会 二月二十八日 春期大日祭 春秋彼岸中 彼岸会 四月八日 釈尊降誕祭 七月二十八日 夏期大日祭 八月十三〜十五日 盂蘭会 八月十六日 施餓鬼会 春秋二回 戦死者追悼会 |
寺宝 |
・五智大日如来 五躰 ・四天王立像 四躰 ・不動明王 一躰二童子 ・弘法大師座像 一躰 ・涅槃像軸縦七尺横六尺 ・八祖大師八幅 ・不動尊軸 ・光明曼茶羅軸 |
納経朱印の場所 | 本堂前 |
本所在地 |
〒708-0335
苫田郡鏡野町真加部1550 TEL:(0868)54-0135 |