当山は、遠い昔、天竺の国の摩訶迦羅神(大黒天)がしばし天竺山に留まられたことから、天竺山一帯を寺域として貞観三年(八六一)開山されました。
開山後は、元暦元年(一一八四)に、近江の人で錦織天丞勝重と名乗る武人が、西国における合戦に赴く際に、興禅寺に詣で堂宇を寄進しました。
元亀三年(一五七二)嵯峨山城落城の時に兵火により、天竺山中にあった興禅寺が消失したため、光禅庵跡の現在地に本坊を移されました。
更新情報
第五十四番
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天竺山
圓明院
興禅寺
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基本データ
第五十四番
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天竺山
圓明院
興禅寺
本尊 |
正観世音菩薩 おん あろりきゃ そわか |
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御詠歌 | ゆきくれて いちやのやどを こうぜんじ てんじくさんの つきをみるかな |
興禅寺文化財 | ・仁王門と山高龍雲作金剛力士像 ・宝篋印塔(南北朝時代) ・広瀬台山(酔翁亨図) ・不動明王、毘沙門天、普賢菩薩 ・光後玉江の記録文書 興禅寺住職であった戒般和尚に弟子入りし、仏門に入ると共に、江戸末期から明治にかけて地域医療につくされた女医です。当山には、光後玉江さんの診察の記録(患者届書控)や、西洋医学古文書の写し(ワートル薬性論等)等を保管しています。 |
年中行事 |
一月 柴燈大護摩供養(火渡り) 四月八日 花祭り(甘茶接待) 八月 施餓鬼供養・地蔵盆大祭 十二月三十一日 除夜の鐘 毎月二十一日 写経日 毎月二十四日 お地蔵様縁日 ※水子供養 ※諸祈祷 ※へちま封じ(喘息病気平癒) |
納経朱印の場所 | 庫裡大玄関右側納経所 |
本所在地 |
〒709-3701
久米郡美咲町錦織172 TEL:(0868)66-0562 FAX:(0868)66-1911 |