当山は、天平十二年(七四〇) 聖武天皇の勅りにより、太古行基菩薩によって開創され、御本尊薬師如来を奉られました。元は槍原地内に在って薬師院萬福寺と称していました。
現在地へは元和十四年(一六二四)移築され、日光院眞福寺と改め、その後付近の火災の飛火に遭って全焼しましたが、延宝六年(一六六八)再建され、初代静誉上人より今日に至るまで、檀信徒聖霊香華燈明を掲げ、真言密教の寺として法燈を護り伝えております。
爾来三七五年余の星霜を重ね、近年に至って老朽化し、平成十二年の節目に本堂客殿を新築し、伽羅整備が完成し、現在に至っています。
更新情報
第八十二番
/
瑠璃山
日光院
眞福寺
更新情報はありません。