当山は、和銅七年(七一四)六月に、神融禅師によって開創されたお寺です。
昔は現在の苫田郡鏡野町上森原にお寺があり、当時は青木山極楽寺寂静院といいました。その後、慶長の始めに森忠政公が津山の守護となって築城の折、当寺の住職快音上人が現在の地津山市小田中に移しました。
この地は昔、聖徳太子が来られた土地で、ある時快映上人が夢を見られ、聖徳太子を奉るように告げられました。快映上人は四天王寺に詣で太子を拝見し、孝養の御影を写し帰って、微妙の尊像を彫刻し御頭に仏舎利を納め、当寺の本尊として安置しました。
基本データ
第七十七番
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青木山
寂静院
聖徳寺
本尊 |
聖德太子 なむ しょうとくたいし |
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御詠歌 | ほとけいで はなふるよるには ありけるに とおきくにとは なにおもうらん |
和霊まつり | 鎮守=宇和島和霊大明神を祭り、毎年七月三十日夕夜を徹しての祭りは、津山での奇祭として有名です。 |
俳句の祖〜西山宗因来遊 | 当時二世快映上人は、談林派の開祖西山宗因と親交があり、承応二年(一六五三)七月二十七日午の刻当寺に来て、しばらく滞在したことを、宗因自筆の『津山紀行』に記してあります。 |
平和観音像及び西国三十三所を祭る | 毎年四月十八日 四国西国お砂踏み法会 毎月十八日 縁日 |
美作国七福神寿老人霊場 | 当寺は美作国七福神寿老人霊場にして、県内外より参拝者がおこしです。 |
年中行事 |
一月一日 修正会 二月三日 星まつり(護摩おひとりづつ祈祷、福豆うどんのお接待を致します。) 四月十八日 平和観音様縁日 四国八十八ケ所霊場お砂ふみ 華道高野山ミニ華展(山菜おこわのお接待を致します。) 七月三十日 和霊祭り(大般若転読、柴燈護摩、他イベントあり) 八月一日 写経と朝粥の会 十二月三十一日 除夜の鐘 年越そばの接待を致します。 |
納経朱印の場所 | 庫裡玄関でチャイムを鳴らす |
ホームページ | http://www.tvt.ne.jp/~syoutoku |
本所在地 |
〒708-0006
津山市小田中1416 TEL:(0868)22-4459 FAX:(0868)22-4480 大型観光バス・自家用車(小田中産業道路)院庄ICよりSHOTの信号を南に入り200メートル。門前に駐車場あり。 |