高野山真言宗

第十番  /  壽福山 成就院 東光寺 ( とうこうじ )

天平年間、聖武帝の朝僧・行基菩薩が諸国巡錫の折、当山を霊地と感じ、一宇の堂建立し阿弥陀仏を彫刻し、和歌一首 (当山の御詠歌)を添えて納めたのが始まりとされています。
その後、弘法大師が修行僧時代この地を訪れ、この阿弥陀堂に参籠し、心経一巻写し納めたといわれ、今でも寺宝として祀っています。
慶長十七年(一六一二)に豊臣秀吉公後見、宮部善乗坊の養子・長尾保近が出家して僧良快と改め、公の菩提を弔うべく諸国巡拝の折、当地に入り諸堂を整え、東光寺と称したといわれています。
大阪城の淀君・秀頼は、元家臣であり僧となった良快が公を弔っていることを知り、公の刀、 供物を奉納しました。
平成七年に本堂・客殿・庫裡・鐘楼堂・境内整備等、全改築し落慶しました。

行事予定

第十番
 / 壽福山 成就院 東光寺

  2036年 5月  

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基本データ

第十番
 / 壽福山 成就院 東光寺

本尊 阿彌陀如来
おん あみりた ていせい からうん
御詠歌 東光(とうこう)の 照らす恵みに 色そへて 自在(じざい)の花も ゑみをふくめる
四国八十八ヶ寺
ミニ霊場
当山を囲む山一帯に設けられています。
年中行事 十二月三十一日~一月一日 修正会
二月三日    星供養祭
四月二十一日  御影供
五月八日    花まつり
八月十六日   施餓鬼会
八月下旬    子供修行会
九月二十四日  油地蔵・子育水子地蔵会
寺宝 油地蔵(県重要文化財・石仏)
十一面観世音菩薩座像(院派の特徴・室町時代)
地蔵菩薩立像(江戸時代)
心経一巻(弘法大師書写)
納経朱印の場所 本堂正面階段
本所在地
〒709-4314
勝田郡勝央町東吉田1073
TEL:(0868)38-3024
FAX:(0868)38-1015
山門前駐車場に、自家用車・マイクロバス・大型バス駐車可。